好江の目から涙が溢れ出す


それと同時に憤りのない怒りが込み上げた



『何か知っているのですか?それなら調査にご協力願いたいのですが。』



警察が言った


しかし好江は首を横に振った



『いや…解りません』



『そうですか…』



好江は警察に何も話さなかった


話せば少なからず何らかの処罰を与えられたかも知れない…


しかし好江は話さなかった


そう…この時、好江は自分の手で復讐すると決めたのだ




………