そこに現れたのは… 『あなたが絢香ちゃん?』 その声が女性だと教えてくれる 『はい…あなたは?』 絢香が尋ねる 薄暗い景色が彼女の顔を隠した しかし次第に絢香の視界も暗闇に慣れてきた そして… 『え…あなた…』 絢香は言葉を失った そこに現れたのは昼間、風哉と歩いていた女性だったのだ 『風くんに頼まれてさ。もう来ると思うから!』 『頼まれて…?』 『うん。あの子、昔から不器用だからさ…また色々悩んでんじゃないかな!』 ………