『風哉くん…いる?』 絢香は小さく呟いた しかし返事は返って来なかった 公園には静かな波の音がこだまする 絢香はス〜っと目を閉じて波の音に耳を澄ませた ザ〜、ザ〜と一定のリズムを刻む音が絢香の気持ちを落ち着かせた 『さよなら…風哉く…』 絢香が言った その時だった 絢香の背後に人の気配が現れた 『…誰?』 絢香は慌てて振り返った ………