白と黒。。。後編。



親父は言葉通り物凄い勢いで産業道路を走り抜けた



右から左へと車をごぼう抜きにしていく



そして車内がめちゃくちゃになった頃



あっという間に埠頭に到着した



『おじさん…ありがとうございました。』



絢香が深々と頭を下げる



その向こうでは駆け足で雫が公園に向かっていた



『絢香さん…早く!』



『解ってる。それじゃ…』



絢香は親父にもう一度頭を下げて振り返った



絢香の背後から親父が声を掛ける



『お姉ちゃん。良い友達持ったな!』



『はい!最高です。』



絢香はそう言って走って行った



………