キキィー!! 『何やってんだクソガキがぁ!!』 車のブレーキ音と怒鳴り声が道路に響き渡った 絢香は慌てて振り返る そして言葉を失った そこには道路に飛び出して両手を広げた雫の姿があったのだ 『ちょ…雫…何や…』 『お願いします!』 『え…?』 『風哉さんと会って…ちゃんと話して下さい。』 『雫…』 『お願いします!』 雫は道路の真ん中で深々と頭を下げつづけた ………