『なんの音?』 雫は耳を澄ませ意識を集中させた ポン! 『ベランダだ!』 雫は音がしたベランダに出た そして外を見渡した そこには闇夜に溶け込んでしまいそうな真っ黒な特攻服を来た風哉の姿があった 『風哉…さん?』 『あれ…紅の!絢香さんは?』 『今、酔い潰れて寝てますよ。』 『ハハ。そうなんだ!じゃあ起きたら伝えてくれる。今日の12時に埠頭の海岸公園に来てほしいって。』 『……解りました。』 雫は一瞬考えたが返事を返した 絢香にこのまま終わって欲しくはなかったのだ ………