いつもの公園通りを歩いていると一台の車が後ろから走ってきた 絢香はスッと端へと体を交わす しかし通りすぎるはずの車が絢香の隣で止まった 『え…何?』 絢香が不信に思った瞬間だった ワンボックスの後部席が激しく開いた 中から覆面をした数人の奴らが絢香に襲い掛かる ヤバイ… すっかり油断していた絢香は紙袋を被せられ手足を縛られた そして何事も無かったかのように車は走りはじめた ………