白と黒。。。後編。



埠頭に着いた絢香は単車を止め第三倉庫へと歩いていた



その時だった



絢香の携帯が静かな埠頭に着信音を響かせる



ディスプレイには"風哉くん"と表示されていた



絢香は数秒躊躇って通話を押した



『はい…』



(絢香さん今どこ?)



風哉の取り乱した声に絢香は情報が回った事に気付いた



『解ってるだろ?』



(埠頭か…?)



『ああ!これは俺の問題だから。』



(違うんだ。これは…多分…)



言葉を詰まらせる風哉に絢香は言った



『全部知ってるよ。』



(え…?)



『風哉くんがあの来栖だって事も…こいつらが風哉くんの敵だって事も…』



………