『ごめん。今まで黙ってて…』 絢香は俯いたまま頭を下げた 『ちょ…ちょっと待って!意味が解らない…新庄が紅の絢香さん…』 裕也は眉間を指で撫でながら表情をしかめた それは無理もなかった 裕也にとって新庄絢香は仲の良い相談相手でしかなかった それに比べ紅の絢香は、過去に助けられた恩もあり…なにより夜蝶の裕也として付き合いをしている人間だ そんな二人が同一人物だったなんて… ………