部屋に入った絢香はベッドに倒れ込んだ 天井を見つめたまま人差し指で唇をなぞる まだ熱を帯びた唇が現実だと教えてくれた 自然と表情がニヤける 鏡に映る少女のような笑みに絢香は枕に顔を埋めた 『も〜なんなのよ…』 絢香は恥ずかしさと嬉しさが混じり合った感情を抑えれなかった 携帯に手を伸ばしリダイアルを開く そしてカーソルを"風哉くん"に合わせた 『遊んでるよな〜…』 ………