風哉が抱きしめる腕を振りほどいた 『…え?』 絢香は驚いて言葉を失った その瞬間、風哉が振り返り絢香の唇を奪ったのだ 絢香は驚きのあまり目を見開いたままだった そして数秒後、優しく重なり合った唇がゆっくりと離された 『ごめん…』 風哉が言った 『ううん。』 放心状態の絢香が首を横に振った 『じゃあまた明日な!』 『うん…おやすみ。』 そして風哉は帰って行った ………