『で…行くんですか?』 雫が皆の気持ちを代表して絢香に問いた メンバー達が生唾をゴクリと飲み込み返事を待った 『まぁ…なんかどうしても人が二人足りないらしくて…』 『二人…?』 美香が聞き直した 『うん。だから誰か一緒に…』 『はい!!!』 その瞬間、メンバー達は一斉に手を挙げた 絢香と合コンなんて貴族との食事会ほどありえないチャンスだった 誰もが我が我がと名乗りをあげた ………