『ゲホッ…ゲホッ…冗談ですって…』



『も〜本当かよ!』




絢香達は子供のようにじゃれあっていた



『てか雫とこんな場所にいたら昔を思い出すな。』



絢香がふと懐かしそうに口にした



雫も辺りを見渡し口を開いた



『ですね…まぁ私はあまり良い思い出じゃないですけど…』



『根に持つな〜!』



『いや…そんなんじゃないですよ。絢香さんに出会わなきゃ腐った人生だったですから…ただあの時は本当に殺されるかと思いましたけどね…』



『ハハハ…あの頃は俺も若かったからな…』




………