『うるせーんだよさっきから!ギャーギャー騒ぐな…どうせ無事じゃ帰れねえよ』 雫が冷静に口を開く その目は既に戦意を喪失していた もう無事で帰る事を諦めたのだ 『ちょっと待ってよ!私達は関係ないじゃん。ねぇお兄さん…私達…いや私は帰らせてよ』 香織が必死に訴える 『どけよガキ!俺はそいつに用があるだけだ…』 そう言って男は香織を突き飛ばした ドカッ 『キャッ!…じゃあ良いでしょ。帰らせてよ…』 ………