イケメンhomeless

桜子さんは頬杖をついて

教科書を覗きながら

「懐かしいな~

良く薫ちゃんと

勉強してたの思い出したわ」


「薫ちゃんって高校生の時

頭良かったの?」


「3クラスあってテストは

毎回5番以内に入ってたわよ」


雛子と顔を見合わせて驚いた


「5番・・・すごいね」


「私も一応10番以内に

入ってたから

少しは役に立つと思うけど」


「10番以内~~

2人とも頭良いんだね」


「結局1度もテスト

勝てなかったけどね」


結局、勉強そっちのけで

3人で話をしてた

桜子さんが楽しそうって

言ってたのは...こうなること

予想してたのかな

2時間ほど話をして

雛子は親からの電話で

帰って行った