玄関のドアを開けると
いつもと変わらず
薫ちゃんの姿はない
でも今日は・・・
帰って来ないんだよね
寂しさを紛らわせるために
リビング上のパソコンを開き
自分の音楽ファイルから
アタシの好きな曲を流しながら
部屋の片付けをはじめた
何かをしてないと
寂しくなってしまうし
嫌なことを考えたりする
アタシは引越し用に
荷物の整理をしてた
クローゼットの中にある
冬物はクリーニングに出す為に
紙袋へ入れてて
見慣れない段ビールを見つけた
「あ~これって
桜子さんが持って来てくれた
薫ちゃんちのアルバムだ!」
アタシはベッドの横に座って
段ボールを開いてみた
1番上にあったアルバムの
表紙には「薫の誕生」と
書いてあった
5冊のアルバムは全部
薫ちゃんが生まれてからの物
その下に表紙の色が変わって
古くなったアルバムを見つけた
アタシは
そのアルバムを開いてみた
そこには薫ちゃんの両親が
学生服を着て仲良さそうに
写っていた
いつもと変わらず
薫ちゃんの姿はない
でも今日は・・・
帰って来ないんだよね
寂しさを紛らわせるために
リビング上のパソコンを開き
自分の音楽ファイルから
アタシの好きな曲を流しながら
部屋の片付けをはじめた
何かをしてないと
寂しくなってしまうし
嫌なことを考えたりする
アタシは引越し用に
荷物の整理をしてた
クローゼットの中にある
冬物はクリーニングに出す為に
紙袋へ入れてて
見慣れない段ビールを見つけた
「あ~これって
桜子さんが持って来てくれた
薫ちゃんちのアルバムだ!」
アタシはベッドの横に座って
段ボールを開いてみた
1番上にあったアルバムの
表紙には「薫の誕生」と
書いてあった
5冊のアルバムは全部
薫ちゃんが生まれてからの物
その下に表紙の色が変わって
古くなったアルバムを見つけた
アタシは
そのアルバムを開いてみた
そこには薫ちゃんの両親が
学生服を着て仲良さそうに
写っていた

