あなたの飾らない あの笑顔

好きでした


美人のくせに

お喋り好きで

お人好し

明るい あなたは

天然果汁百パーセント


あなたの気取らない あの笑顔

眩しい わたしでした


支えでした

誇りでした

憧れでした


木の温もりに

夢を語り合った

懐かしい日々

戻らない 時

そよ風のカントリー


あの日

無性に正直になりたくて
心の重荷を下ろしたくて
あなたの待つ

大海原へ

飛び込んだ わたし


わたしを 真っ直ぐ見据え

百パーセント 信じると言った

黒く澄んだ瞳から

真珠の涙の粒が ひとつ また ひとつ

わたしの胸に 零れ落ちた


いつしか 外は

降り出した雨 雨 雨…
雨は やがて 涙の川を造り

せき止められた わたしの身内から

溢れ出す

熱く 深く

そして やさしく


ありがとう

あなたに 逢えたこと

この感謝が 笑顔になる頃

もう一度


あなたに逢えたら


わたしの 最高の女友達に

乾杯