ラーメンは しょっぱい 涙の味がした


君がまだ お腹にいた頃
わたしは とても泣き虫 だった

あなたの前では

弱いわたしで居たかった

ラーメンを食べようと言って

連れて行ってくれたあなたに

わがままを言って 困らせて

怒らせて 苦しくて

無理矢理食べたラーメンは

しょっぱい涙の味がした