桜の頃 あなたに出会った



ピンと張った背中

男の人の堅そうな背中
春の陽に照らされて

眩しかった あなたの背中



言葉少なに 垣間見る笑顔

不思議に癒やされる



春の宴

テーブルに並んだ お寿司たち

モクモクと惜しげなく 口に運ぶ人

なんて 美味しそうに食べるんだろう



息苦しい 初対面の席

それが、とても新鮮で
微笑ましくて

いつまでも 見惚れていたわたし

また 会えるかな この人と

また 会いたいな この人に