流れ行く雲のように

この幸せに流されて

ふたりの想いは 何処へ向かうのだろう

愛に膝を抱えた

つまらないわたしが居る
あなたにとって

ちっぽけな わたしと言う名の荷物


「何故、泣くの?」

心配そうに わたしを見つめる人

あなたが、やさしいから
あなたに溺れてしまいそうで

いつか 見えなくなりそうで

あなたの腕の中

溢れる涙も 止められない


あなたにとって

ちっぽけな わたしと言う名の荷物