「ねぇ、先生。」 「うん?なんだ?」 「絵が上手くなるには、どうしたらいいんですか?」 「絵が上手くなるにはか?」 「はい。」 「先生は、藤井の絵、上手いと思うけどな…」 「そんな事ないですよ!!いつも、上手く描けなくて…いっぱい、いっぱいですよ!!」 「そうかぁ~」 そんなに否定しなくてもいいのにな…