「お前さぁ~ウソ付くとき、凄く早口になるんだよな、お前、自分で気づいてなかったのか?」 「ウソ?」 気づいてなかった… 「なんで、そんな事、分かるのよ!?」 「お前の事、ずっと見てたからだよ。」 「えっ…?」なに?この雰囲気… 「お前さぁ…」 「なによ…」 「お前、何も気づいてなかったのか?」 「な、なにをよ…?」 なんか、ヤバい感じ… えらく草太、近づいてくるし… まさか…よね…? 冗談でしょう? 「お前って、やっぱりカナリの鈍感なんだな。」 ジワリ、ジワリと近づいてきた…