先生の姿が、ドンドン小さくなっていって、見えなくなってしまった… 「もう、草太、痛いよ!手、離してよ!」 思いっきり、手を振り離した。 イタァ~掴まれた後、ジーンて痛みが残ってる… 「草太、痛いじゃない」 「お前さぁ~」 「なによ?」 「お前、先生の事、好きなのか?」 ギクッ!バレた!? 「ち、違うよ!あたしが、先生の事、好きになる訳ないじゃん。だって先生だよ。」 「お前、今、ウソついてるだろう。」 「えっ…」 どうして、分かるの?