「うん…分かるよ…」 恥ずかしそうに、下を向いて、唇ギュッと結んでる… 「藤井…」 「先生の…部屋に行きたい…」 「藤井…お前…」 「分かった…行こうか…」 「えっ?」 藤井の顔が明るくなった。 「本当に?いいの?」って聞く顔が俺の思考回路を乱していく… 理性とか…そういうもの…もう、どうでも良くなった… 俺は、人目を気にしないで その小さな唇に唇を重ねた。