先生とあたしの恋


「ねぇ…メグちゃん…」

「どうした?沙織。」

「また…会えるよね…あたし達…きっと、また、会えるよね…」





お母さんが作ってくれたお弁当

甘い玉子焼きが、なんだかショッパく感じた…。



「沙織……当たり前じゃない…また、また会えるに決まっているよ。ね、みんな。」



「そうだよ!当たり前じゃないか!」


「草太…」

「そうだよ、沙織ちゃん。会いに行くんだから」


「清ちゃん…」


「おぉ、絶対、みんなで会いに行くよ」

「橘君…」



「そうだよ!だから、泣くな!沙織。

あたし達は、どんなに離れていても、どんな場所にいても、一生友達だから!」


「そうだよ。」

「おぉ。」


「そうだよ、沙織ちゃん。」


「みんな…ありがとう…」