「貸して」 先生は、あたしからペンダントを受け取ると首につけてくれた。 「うん、似合う。可愛いよ…藤井…」 「先生、ありがと…」 言葉を言い終わる前に 重ねられた唇に 先生のぬくもりを感じながら あたしは、車を降りて 笑顔で「バイバイ」をして 病院に向かった… 先生…大好き。