俺は、この時、橘は、橘なりに藤井の事を真剣に考えていたんじゃないかって… そう感じたんだ…。 俺の、勝手な考え方だけどな… それよりも、急いで美術室に行かなくては もう、藤井が来ている頃だ。 俺は美術室へと足早に歩き始めた……