「なに?俺、相談乗るぜ」 「なんで、アンタなんかに。」 誰が相談できるものですか…。 はぁ~あ… 「とにかく、あたし部活に行くから。じゃあね。」 そう言って、階段を少し歩いたところで 「……わたし…あなたが好き…」 誰か告白してるんだ…どうしよう… このまま立ち聞きしたら悪いし… 引き返して他の場所から行こうとしたら… 「俺も…好き」 えっ……?この声… まさか…先輩?