お母さんが、中に入ってゆっくり、お茶でもって言ったけど 先生は 「私の事は、気になさらないで、どうか、ゆっくりと沙織さんと、お話しされてください」と言って お母さんと、お父さんに挨拶をすると 「沙織さん、じゃあ、また、学校でな。 先生、待ってるから 風邪、早くなおせよ。」 「はい。先生、ありがとうございました。」 「いいえ、どういたしまして。」 そして、先生、玄関のドアを開けて 「じゃあ、失礼します」と、軽く頭を下げて ドアを閉めた…