『沙織なんでしょう…元気?熱はもう下がったの?』 「………うん」 やっと声が出た…… 『そう、よかった…体は、どう?どこもなんともないの?』 「うん……大丈夫……」 『そう……よかった…本当によかった… 沙織…ごめんなさいね……いっぱい……心配かけて……嫌な思いさせたね… お父さんとお母さん また、一緒に頑張るから…… 一緒に頑張っていこうって決めたから…… 何も心配しなくていいよ…帰っておいで………』 「おかぁ…さん…」 涙…溢れてきた……