隣りには 先生が、「大丈夫だ」って 小さく言って、優しい瞳で見守ってくれていた…。 大丈夫…… 大丈夫だよね… プルルル~プルルル~プルッ 『はい。』 お母さんの声だ…… 『はい……もしもし……?』 何か言わなくちゃいけないのに…… 上手く言葉が出てこない…… 『もしもし……もしもし?』 どうしよう… 『もしもし……………………沙織?沙織なの?』 ドキッ 『沙織?沙織なのね?』 優しい……ずっと聞きたかった お母さんの声だ……