触れてはいけないと 分かっていた… だが…… 触れずには いられなかった…… 今だけ 先生ではなくて 1人の男として お前のそばに居させてくれ… 沙織… 小さな可愛い寝息をたてながら 眠る、沙織の小さな唇に 俺は…… 「沙織…大好きだよ……」 静かに 唇を重ねた…… 先生ではなくて 1人の 沙織に恋をする 1人の男として 重ねた後…涙が溢れた…… 優しい月明かり 沙織の頬に落ちた涙を照らしている…… 沙織…大好きだよ……