「琉美ちゃん、お幾つなんですか?」 「うん?もうすぐ4歳になるの。」 「へぇ~琉美ちゃん、何が好き?」 「おかあさん」 ドキッ…… 「ありがとう、琉美。お母さんも、琉美が好き」 そう言いながら、琉美ちゃんを抱きしめる、先生のお姉さんの姿に ちょっとだけ 胸の奥がズキンとなった…… あたしも、小さい頃 こんな風に、お母さんに甘えていた記憶がある…… いつから、あたし、お母さんに 余り甘えなくなったのかな……