「ごめんな、バカな男子達のせいで」 ヤッパリ、顔が赤い… なんか、可愛い… クスっ… 「うん?どうした?」 「いいえ、なんでもないです…」 可愛いなんて言ったら、悪いよね、きっと… 「さぁ、気を取り直して、行くか、美術館。ここから40分もあれば着くから」 「はい。」 「じゃあ、行くよ」 「はい。」 そして、車は動き始めた。 あたしの先生への、恋心を乗せて…