あたしとレミは学校をサボって、近くのスタバに入っていた。 


入ってからもう一時間たつのに、あたしは泣く以外のことが出来なかった。 

レミは二杯目のコーヒーを飲み干したとこだった。 


「私、知らなかったよ…あきの気持ち…あきらのこと…」

レミはそこまで言ってまた黙った。 

困っちゃうよね…


「ごめんね、レミ…。始めからわかってたんだよ。あきらとは友達以上にはなれないこと。だから黙ってたの…」


「あき、最近バンド組んだじゃない?」


なんの話し?