そして、次の日に俺は落ちたんだっけ。


高森と奥野と一緒に昼飯を買いに行こうと、階段を下りようとしてたんだ。

「――!!」

「「えっ!?」」

俺は階段を踏み外して、一番上から下まで転げ落ちた。

ほんとに、漫画みたいに綺麗に回転したような気がする。


「ってぇ……」