―…次の日 久しぶりにまともに授業に出ると正木が隣に座っていた。 授業中に小さなメモ用紙を渡され、そこには 『学校に何で来ないの?』 それだけ書かれていた。 ―…『余計なお世話』と書けば正木との会話が終わる。 『何でそんな事聞くの?』 俺も一言だけ書いて渡す。 こっちをチラリと見て、また何かを書き始めた。 すぐに回されたメモには 『悠斗君のピアノが聞きたいから』 達筆な文字で付け加えられた言葉に胸がズキンと傷んだ。 『今日弾いてやるよ』 ノートの切れ端に殴り書きして渡した。