自分がどういう状況なのか理解出来ないのかガキの顔が真っ赤になった。 「そ♪だから邪魔しないでね?」 「マジ…なの…?」 回された腕にしがみついて震えてるガキをさっきより少し強くギュッと抱きしめる。 「…マジだよ?信じられない?」 チビッコには悪いけど譲る気はないからさ。 ここまで見せつければ空気を読んで帰るだろ? 「…いいっすねぇ」 そう悲しそうに呟いてトボトボと立ち去る背中に声を出さずに謝った。