アイツ逃げたな…― 言い方がまずかったか… 「…んだよ」 誰もいなくなった部屋で小さくぼやいた。 …―それから結局、気持ちを伝えられず数日が過ぎてしまった。 ガキは何となくよそよそしい。 俺にフラれたって思ってんだろ… 学校にも早めに行ってるし。 「あーぁ…ガキに振り回されてんのダセェ」 日に日にアイツに対しての気持ちは大きくなるのに、すれ違ってしまった。 "悠斗は素直じゃないもんねー?" よく、ちはるにも言われたよな…