…―お粥ってそんなに難しい料理でしたか? 熱さえなきゃコイツを逆さ吊りにして… 「何…入れた?」 「え?お米でしょ〜?お水に…」 …―うんうん、コトコト煮てな。 ちょっと自信ありげに指折りしながら材料を教えるガキの答えに頷いて… 「それから…」 …―それから? 塩気を出す為に塩を少々とかなら分かる。 それなのに… 「砂糖!!!」 「…は?」 ガキは誇らしげに言った。