まぁ、何にせよ俺を探してくれた事に礼を告げた。


家に戻り冷蔵庫に飯があると教えるとガキが急いで開ける。


「な?…人の話はちゃんと聞きましょう」


苦笑いで中を覗きガキに嫌味を言うと悔しそうな顔をした。


用意していた飯を食いながらソファに倒れ込んだ俺に昨日までとは違い質問をする。


…―どこに行ってたの?
…―お酒飲んでるでしょ?

とか。


隠すような事ではないと答えると皮肉めいてシェイラを褒めた。