会わせたいヤツがいるんだよ…
生意気なガキなんだけど一緒にいて飽きねぇんだよな。
お前なら仲良くなれると思う…―
「明日は晴れるかなぁ…」
語りかけるように墓を見つめてる俺にシェイラが空を見上げて呟いた。
「晴れるさ」
立ち上がり見上げると少し曇っていた空が綺麗な青空に変わっていた。
「そろそろ帰るか…」
「もう…いいの?」
あたしに遠慮しなくてもいいよと言ったシェイラに
「今度は1人で会いに来るし?」
そう言って笑うと"あっそ!!"と呆れた顔でシェイラが歩き出した。
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