KISSKISS-セカンド-


「ハァ…」

うるさい音が止んでようやく静かに休める。

残っていたコーヒーを煎れてソファに座った。

天井には高そうなシャンデリア…

存在感のあるプラズマテレビ…

窓から見える広い庭…

あのガキは、こんな広い家の中でいつも独りだったのか。

「性格も歪むわけだよ…」

家に帰れば家族がいるのは当たり前じゃねぇんだよな。

大して面白くもないテレビの音だけが部屋の中に響いていた。