「入るよ?」
ドアから顔を覗かせた俺に
「…何か?」
ヘッドホンを耳に当て怪訝そうに尋ねた。
―…何か?
じゃねぇよ!!!!
うっせぇんだよ!!!!
ナメんなクソガキ!!!
「うるさいんだよ、怒りをぶつけるのはいいけど静かにしてね?」
あの悔しそうな顔…
まさかバレてないとでも思ったか??
バカじゃねぇの…
馬鹿にしたように笑ったまま部屋から出て行かない俺に
「…まだ何かあんの?」
キレたような口調で聞く。
―…まだつーか
「それから…スイッチ入れないと音楽は聞けないよ」
耳を指差しニヤリと笑いドアを閉めた。

