KISSKISS-セカンド-


「入るよ?」

ドアから顔を覗かせた俺に

「…何か?」


ヘッドホンを耳に当て怪訝そうに尋ねた。


―…何か?


じゃねぇよ!!!!
うっせぇんだよ!!!!

ナメんなクソガキ!!!


「うるさいんだよ、怒りをぶつけるのはいいけど静かにしてね?」


あの悔しそうな顔…


まさかバレてないとでも思ったか??


バカじゃねぇの…


馬鹿にしたように笑ったまま部屋から出て行かない俺に


「…まだ何かあんの?」


キレたような口調で聞く。

―…まだつーか


「それから…スイッチ入れないと音楽は聞けないよ」

耳を指差しニヤリと笑いドアを閉めた。