フラフラと目的なく歩き虚しくなって仕方なく家に帰った。 時間はそんなに遅くない。 …―ガキは起きてんのかな? 中に入っても物音がしない。 「ただいま…」 …―返事はない。 リビングに入り用意していた晩飯を見ると手を付けず置いたまま… 「……?」 スースーッと寝息が聞こえた気がしてゆっくりソファに近付くとガキが気持ち良さそうに眠っていた。 …―寝てんのかよ 何となくガキの寝顔に気が抜けてその場にうずくまった。