テレビをつけるたび、書店に並んだ顔を見つけるたび、開いていく距離。
いくら私が鈍感だとか、男みたいに強いだとか言われていても。
感じずにはいられない。
遠すぎる、あなたと私の距離。
なんで?ここにいるの?モテるでしょ?きれいなモデルさんでも、女優さんでも、抱けばいいじゃん。
気だるいまどろみのベッドの中で、やっぱり口をつくのは、可愛くない言葉ばかりで。
ふてくされたように背中を向けるのも、まるで決まりきったイベントのよう。
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