小学生の頃から、

絵は上手いし字は上手いし

ピアノも弾けて頭もいいなんて

そんな有り得ないってくらい

なんでも出来てた。


周りが凄い凄いってゆうのも

あたしは割に合わなくて

「どうせあたしは出来ない」

って言葉を頭の中で

常に繰り返してた。


みんな、

「有紀ちゃん」「有紀ちゃん」

って云う。