すれ違い*Pure Love《2》

どくっ どくっ


心臓の音が頭にやけにうるさく響いた。


その速さは明らかに速くなっていて。


体温が上昇するのを感じた。


「早飛?」


甘い誘うような声にはっとして、俺は慌てて遠くの彼女に笑みを浮かべる。


余裕な態度で。


って言っても、実際、顔は熱くて心臓はバクバクで。


余裕なんてコレっぽっちもありはしないけど。