Sakura‐桜‐

閉じていた瞳を開く

葵は椅子から立ち上がるとキッチンへと向かった

そこにはコンロの上で自らを主張するように鳴り響くヤカンが1つ

ヤカンを火からおろしてポットへとお湯をうつす

そして毎朝の日課であるミルクティーを淹れると昨日買っておいたパンと一緒に机へと向かった