恋文〜先生へ綴る想い


「カス、ちょっと特訓するか?」


「え?」



特訓って何のですかとたずねると、先生は私の頭を丸めた台本でポンっとたたいて言った。



「決まってるだろ。セリフのだよ」


「え…?」



私が目をぱちくりさせると、


しゅーた先生は私の隣にいたあそーちゃんに先に帰るよう言い、私に居残るよう言った。




みんなが帰ったのを見計らって、しゅーた先生は私に窓際の1番前の席に座るよう指示した。


そして私の机の前に椅子を持ってきて座ると、



「put your text on the desk and repeat after me」



先生は私に台本を机の上に置くよう告げて、私のセリフを流暢な英語で読み始めた。



「〜〜〜〜〜〜、はい、repeat after me」


「〜〜〜〜〜〜?」



私はおそるおそる先生の発音を真似、自分のセリフを音読した。



最初は緊張してうまくできなかったけど、何度も繰り返しやらされているうちにだんだん感覚がつかめてきて、


私の発音もちょっとずつ上手くなっていった(と思う。)